8.30.2014

ディナン講習会2014

 今年もディナンの講習会に行っていました。フルート、篠笛と、室内楽を教えました。
この講習会の楽しい所は、旧市街を見渡す高台の寄宿学校を借りて行うので、レッスンも宿も同じ所。外泊にしない限り、先生も生徒も三食共に過ごす合宿 状態なので、御飯の時や、夜のバー(というのは格好良すぎる即席バー。蚊に刺されるテラス付。)での講師陣同士の交流も楽しかったです。

フルートは15歳位の子と大人2人が生徒。篠笛はフルート専攻の子と現地在住の日本人の大人。大人になってもこうやって講習会に参加したりする人達は、お仕事以外の所にパッションを持ってて素晴らしいなと思います(私はいつか英語の講習会にでも参加したいかなぁ)
篠笛はフルート専攻の子が去年に引続き受けたので、今年はソロでピアノと「涙そうそう」を吹いてもらって、日本人の方は中国地方の子守唄を吹いてもらったのですが、やはり歌い回しみたいなのは日本人だから何も言わなくても分かるのですね。篠笛とピアノという組み合わせは音程が特に難しいのですが、伴奏者の人もデリケートに弾いてくれて、皆シットリ聴きいってくれて「綺麗だった」と評判でした。


何となく毎年私が室内楽担当になっており、今年はヴァイオリンと ピアノの兄弟デュオと、ハープとフルートのデュオを見ました。ハープは王子とイングリッド・プロキュルールさんと一緒に弾いたりしているので馴染みがあり ますが、今回彼らが吹いた曲は知らない曲でした。知らない曲のときは、一緒に音楽作って行く感じで面白い。
兄弟デュオはアントワープ音楽院の生徒で、ヴァイオリンの子は去年も室内楽のレッスン見た子。去年より上手になってました。学生は素晴らしい!私もまだまだ年々上手くなりたい。

曲はグリーグのヴァイオリンソナタ第三番。フルートのレパートリーにはないジャンルの音楽。高校の吹奏楽部で学生指揮者をしていた頃を思い出しました。自分では出来ないけど要求だけはするという指揮者。反って音楽だけが見えて、それはそれで面白い。生徒にも「フルーティストだからどうなるのかなって正直思ってたのですけど、興味深いレッスンで良かったで す」って言ってもらえて良かったです。

彼らは土曜日のコンサートで2楽章を弾いて、日曜日に1楽章を弾いたのですが、土曜日の2楽章は本当に皆シットリ聴きいる程に綺麗に弾けて、素晴らしかった!元々上手かったので、私の功績でも何でもないんだけど、何か嬉しかったです。

お喋り笛吹きのベルギー見聞録より


Photo de Stage de Dinant sur Facebook