7.24.2017

長唄ワークショップとコンサート

週末の長唄ワークショップ&コンサート

「越後獅子」を私も笛でお邪魔させてもらいました。私の笛はワーテルロー戦いのライオンが越後出身のフリをして乱入した感じだったけど、古典物を吹く時は何十回も演奏聴くので、頭の中はすっかり越後獅子。ついでに、『越後屋そちも悪よのう…』という時代劇のセリフまで頭の中を旋回中。

普段教えるのに使わせてもらっている教室が、現在の場所に移り、ちょっとしたサロンコンサートなら出来そうな雰囲気だったもので、お教室で初めてのコンサート開きました。生徒2人以外は全然知らない方々で満員御礼。

教室に興味を持ってくださる方もいらっしゃったり、教室の今後の活動のためにも良い機会となったかと!

長唄を披露する、ふうかまりをさん。西洋館で着物で長唄。明治時代みたい。

バカンス中ということもあってワークショップの方はちょっと集めるのが大変だったのですが、なんとベルリンから来てくださった方が。

ベルリンには宣伝してないので、「どうやって知ったの?」と聞いたら、Facebookイベントのシェアーで、知ったのだそうです。SNSの実力を実感!

ベルリンで津軽三味線の会があるようなのですが、彼(ドイツ人の方)は長唄や地唄の方が好きらしく、興味を持って来てくださったようです。

三味線(津軽・地唄)・箏・尺八・太鼓はニッチマーケットとはいえ広まっている。篠笛と、多分長唄はニッチマーケットの中でもマイノリティ。

150年ほど前、ボレロで有名な、フランス人作曲家ラヴェルも、長唄をパリ万博で聞いて気に入ったらしく、自分のサロンに呼んで演奏してもらったらしいです。150年後も拡散率は大して変わってない…ラヴェルがその時ソナタ・ナガウタでも書いてたらね(笑)

西洋音楽の世界拡散率の高さは、やっぱり自己ブランドアピールの強さですかねぇ。『クラシック音楽の浸透率=国の文化水準』っていうブランドを上手に作り上げ、それを世界各国にそう思わせることに成功させた結果な気も。

西洋音楽(西洋楽器)を国が後押しして広めてくれるわけだからして拡散率は圧倒的。単体又は複数の単体で頑張っても、限界がありますからね。

まぁ、音楽を実際に実践している我々は、そんなこと考えてやってるわけじゃなくて、単純に音楽に惚れて始めたわけで、当たり前だけど、演奏者が魅了させる演奏をすることも大事。

もっと西洋音楽界の方々にも普通に興味を持ってほしいですね。長唄など特にクラシック音楽に興味のある人なら長さに耐えられる(笑)けど、日本に興味はあるけどクラシック音楽は聞きませんという人だと、文字どおり長いとなるのかな?と

邦楽の世界はものすごく独特なところもあるけど、同じ音楽だなって思う所もあり、西洋音楽の視点から見たら発見なところもあれば、普通に西洋音楽に取り入れられる点もあり。

その違いと共通点を探すだけで面白くてワクワクしてしまうのは多分オタクだけなんだろうけど(笑)

そういう難しいことを考えつつも、単純に楽しいから音楽してるっていう部分も大きいので、楽しむことを忘れずに♪